一切なんのひねりもなくタイトル通りです。デス・ストランディングの聖地巡礼的なことをするんだったらアイスランドのブラックサンドビーチ(下記の動画参照)にでも行ければ良いんですがちょっと難しいので、まあ、近場ということで……。
なんのこっちゃという人のために一から説明するとデス・ストランディング作中の小道具に国立科学博物館の展示資料が使われています。*1
🎉小島監督 #デス・ストランディング 発売おめでとうございます🎉#特別展ミイラにも遊びに来て下さい‼️
— かはく【国立科学博物館公式】 (@museum_kahaku) 2019年11月8日
※実は科博の展示資料もデススト作品に
映り込んでいるそうです! (*´∀`*)サガシテミテネー👍#デスストでつながれ#DeathStranding#かはく #国立科学博物館 pic.twitter.com/klCfgvTQ6Q
ハートマンの家で天井から吊り下げられているクジラの骨格標本がそれです。
エンドロールのクレジットにもしっかりと「National Museum of Nature and Science,Japan」とあります。
(それにしても字が小さい……)
そういうわけで上野の国立科学博物館地球館B2、「水に戻った四肢動物」の展示エリアに行けばハートマンの家にあるものと同じものを実際に見ることができます。
左下に小さく写っている化石がハートマンの家にあるのと同じやつです。(ちなみにツイッターで右の大型の化石の写真を上げ「ハートマンの家みたい」とつぶやいてる人を見かけましたがそちらはティロサウルスというモササウルスの仲間で、クジラどころか哺乳類ですらないです。各位間違えないように。)
作中では「クジラの骨格標本」としか説明されませんがドルドン・アトロクスという初期クジラ類の絶滅種です。
ちなみに産出地はエジプトだったりします。
左がゲームのスクリーンショット、右が実物の写真です。こうして並べてみるとゲーム中のモデルの再現度の高さがわかります。
スクリーンショットと写真を比べて気が付いたんですが、ハートマン邸の天井の構造って実際の科博の展示スペースとほぼ同じ作りになっているんですね。
ドルトンの激かわポイントである後ろ脚もしっかり再現されています。
このエリアの近くには人類の進化に関する展示なんかもあったりしますし、ゲーム中にもチラッと名前の出てきた三葉虫やアンモナイトなんかの化石も見ることができます。現在、国立科学博物館では2020年2月24日まで特別展「ミイラ」を開催しており、様々なミイラの実物展示だけでなくエジプトやインカの死生観の解説やミイラ作りに用いられた「タール」の展示、アイスマンに関するコーナーなどもあるので常設展だけではなく、そちらもデス・ストランディングをプレイした人は楽しめるか思います。*2
売店にはクリプトビオシスもといクマムシのぬいぐるみなんかも売っていたりします。
余談ですがハートマンのようにドルドン・アトクロスの全身骨格を家に飾ることは難しいかも知れませんがドルドンの歯の化石くらいならAmazonで買えたりします。*3
ところで科博と目と鼻の先にあるヨドバシカメラ上野がBRIDGESの配送センターに見えるのは私だけですかね?
【Amazon.co.jp 限定】THE ART OF DEATH STRANDING (日本語翻訳版) 特製イラストカード付